お腹の調子はいかがですか?とっても大切な大腸について

テレビを見ると、胃腸薬のCMがとっても多いですね。また薬局でもたくさんの整腸剤が売っています。

仕事で高齢者の方とお話しすると、「胃腸が丈夫な人は健康だよ」という話をよく聞きます。

たしかに、食事をちゃんととれていて、排泄もしっかり出せている方は元気なイメージがありますね。東洋医学でも、腹診といって腹の部位を細かく分けて評価していく方法があります。

最近、人は1日3食とるべきとか、1日1食が最も健康に良いとか、いろいろ好き勝手??いっている本が出回っていますが、それも人それぞれだと思います。まずはその人の状態ありきなのではないでしょうか。

脱線してきたので話を戻しますね。

お腹の調子・・・自分、ご家族、友人、、、どうでしょうか?結構悪い人多くないですか??

今回は少し腸の話を書きたいと思います。

”腸”の事を再確認

身体の中で最も大きいのが腸です。小腸と大腸をあわせると長さは7~9m。内部を広げると30㎡(バドミントンコート半分)もあります。小腸は栄養分を吸収し、大腸は水分を吸収して老廃物を身体の外へ出し、さらに食べ物と共に侵入してくる細菌やウィルスを排除してくれます。

腸の中には腸内細菌が住み着いています。その数は500~1000兆個と言われており、これらの腸内細菌は種類ごとにまとまって生息している為、花畑のようなことから腸内フローラと呼ばれています。

腸内細菌は2割が腸内環境を整える善玉菌、1割が有害物質を作る悪玉菌、残り7割が日和見菌。このバランスが理想的と言われています。

悪玉菌が優位となると日和見菌も有害物質を作る働きをしてしまい、その有害物質は、血液を通じて全身にまわり、細胞を破壊していきます(こわい!!)。ただし、最近この悪玉菌も人体には必要な役割をもつということが言われているようです。なごともバランスが大切なんですね!笑

ヨーグルトで有名なビフィズス菌は善玉菌の代表格で、成人の持つ善玉菌はほとんどがビフィズス菌。健康効果のある乳酸や殺菌効果のある酢酸を作ります。
その他にもビタミンB群をつくったり、腸の運動を活発にする働きがあります。(なんと!!母乳を飲んでいる赤ちゃんの腸内細菌は95%がビフィズス菌らしいです!!)

ところが、老齢期となると、特に60歳では幼少期の1%しかなくなります!!その代わりに悪玉菌が増えてしまうそうです。

”善玉菌”ってなに?

乳酸菌は発酵食品に多く含まれている善玉菌です。現在約350種類が知られています。

しかし、せっかく食品から取り入れても、乳酸菌は3~4日で排出されるため、毎日こまめに摂取する必要があります。

乳酸菌を摂取することにより、ビフィズス菌が増え悪玉菌を抑制するほか、免疫力の向上、中性脂肪低下などの効果があります。(マウスの実験ではがん細胞の増殖を抑制することもわかっているそうですよ!!)

そんな善玉菌ですが、胃酸や胆汁に弱く腸に届く前に多くが死んでしまうそうです。ただし、死んだ善玉菌も生きている善玉菌の栄養分となるため無駄にはなりません!
しかも最近では、胃液や胆汁などの強い殺菌力に負けない善玉菌をプロバイオテクスと呼び、注目を集めています。

悪玉菌が増殖すると、腸内フローラが乱れ、便通のリズムが不規則となり、便秘がちとなります。便秘は老廃物が長く体内に留まる為身体に悪影響を与えます。
なお、便通が整うと、便の色や臭いが変化するためすぐにわかりますよ。みなさんどうですか??

腸内細菌以外では、バナナやたまねぎに含まれるオリゴ糖、海藻やきのこに含まれる水溶性食物繊維、オリーブ油に含まれるオレイン酸はビフィズス菌の栄養となる。
特にオレイン酸は蠕動運動を促し、便秘解消する役割をしてくれるそうです。

腸は他の働きも当然持っています。免疫細胞が集中しているのが腸であり、免疫細胞全体の60~70%に及びます。そして腸は幸せホルモンと呼ばれるセロトニン分泌の中心となり、セロトニンの約90%を作っているそうです!

腸を健康にすると幸せになれそうですね!!

私も昔から腸は強くないので、これから頑張って、素晴らしい腸内フローラを咲かせたいと思います。笑

読んでいただきありがとうございました!