理学療法士(PT)になるためには?国家試験や大学・専門学校のこと

“国家試験”に合格する必要がある

理学療法士になるには、厚生労働省が実施する国家試験に合格する必要があります。理学療法士の国家試験を受験するには、高校卒業後、文部科学大臣または厚生労働大臣が指定した養成校で3年以上学び卒業することが必要になります。
養成校には4年制大学、3年制短大、3年制か4年制専門学校があります。これらの養成校では、解剖学、生理学、運動学など講義と実習を通して学びます。養成校を卒業すると国家試験受験資格が得られ、国家試験に合格すると、理学療法士免許証が交付され、はれて理学療法士になることができます。今のところ、一度取得した免許証は一生使用することができます。

“国家試験”の合格率

理学療法士養成校の定員数は、年々増加の一途を辿っていましたが平成21年以降は横ばいで推移しており、2013年時点の定員数は13460人となっており、4年制大学や3年制短大、専門学校は全国に約250校あり、昼間部・夜間部を設置している学校もあります。また、2014年の国家試験は1万1129人が受験して9315人が合格し、83.7%の合格率となっています。

専門学校や大学の学費は?

学費は私立大学4年間:約550万~800万円、私立短期大学3年間:約450万円、私立専門学校4年間:約500万~700万円、私立専門学校3年間:約350万~500万円となっているようです。現在は民間団体や地方自治体、特定分野や学校独自になど様々な奨学金制度があり、各団体が提示する条件を満たせば受けることができます。
就職先は病院や介護保険施設が多く、今のところ就職率は100%です。今後予想される高齢化に伴い、リハビリを必要とするお年寄りが増加しており理学療法士へのニーズは増えてきています。

これから理学療法士を目指す方に

最後に、理学療法士はリハビリによって、その人の今後の生活を大きく左右する仕事です。責任は重いですが、それだけ患者から頼りにされる存在です。理学療法士になるためには、もちろん技術・知識は必要ですが、コミュニケーション能力や相手の立場に立って考えられる人間性、そして、その人に役に立ちたいという熱い思いが一番必要なことだと思います。