日頃の疲れには旅行が一番?実は”旅行”は健康良い!

もう年の瀬ですね。

年末年始はどのように過ごされるのでしょうか?旅行の計画をされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

読売新聞の調査による20代以上の方を対象にしたアンケートでこれからの暮らしでもっとお金をかけたいものとして「健康」と「レジャー・旅行」が1位、2位となっており、健康や心の豊かさに対する関心が高まっているようです。

そんな中、旅行に行くことが健康にいいということが証明されてきています。

旅行による健康効果

幸福感を感じる!(セロトニン分泌)

セロトニンとはオキシトシンとともに人間の精神面に大きな影響与え、心身の安定や心の安らぎなどにも関与することから、「幸せホルモン」と呼ばれています。

セロトニンは、ノルアドレナリンやドーパミンなど興奮させる伝達物質の暴走を抑え、心のバランスを整える作用のある伝達物質で、不足すると暴力的になったり、うつ病を発症すると言われています。旅行中にはこの幸福感とも関連するセロトニンの分泌が多くなり、日常生活から解放されリラックスした状態になれます。

リフレッシュ! (転地効果)

いつもと違う環境に身を置くことで得られる効果を転地効果といいます。

自然の中など普段と違った環境の中で五感が刺激されることで、脳内物質の分泌や呼吸器系、消化器系の働きが整えられ、ホルモンバランスや自律神経に良い影響をもたらされることわかってきています。

日常の生活圏から100キロ以上離れること、普段自分が暮らしている環境とは異なる自然環境に身を置くことで効果が得られやすいとされています。

ストレス解消!(コルチゾールの減少)

日本旅行業協会(JATA)による研究によると旅行によって日常的な悩み(家族関係や仕事など)は全体的に解消され、怒り・敵意などのストレス反応が和らぎ、精神的健康感(達成感や幸福感)が高まり、旅行後もその効果が続くことを証明しています。

また、ストレス時に副腎皮質から分泌されるコルチゾールという物質が、旅行中に減少していき、ストレスが低下していくことが発表されています。

やる気が出てくる! (前頭葉の活性化)

  前頭葉は意欲、創造、実行を司る「脳の司令塔」的な役割を担っています。前頭葉の活動が不活発だと、物事が嫌になったり、やる気が無くなってしまいます。

前頭葉を活性化するには、「環境状況認識」、「行動選択」、「計画立案」、「計画実行」することが必要になってきます。

旅行前に計画することや旅行中限られた時間の中で次どうするか選択して行動することなど、旅行自体が前頭葉を活性化する要素が集約されていると言えます。

免疫力アップ!(NK細胞・SODの活性化)

 ナチュラルキラー(NK)細胞とは、常に全身を回って、癌細胞やウイルス感染細胞がいないかをパトロールしています。異常細胞を見つけると、すぐに攻撃して殺すことで癌化や感染拡大を防いでくれるので癌細胞の増殖を抑える力を持つとされる強力な免疫細胞です。

 SODとは、Super Oxide Dismutase(スーパー・オキサイド・ディスムターゼ)の略で、体内で過剰となった活性酸素を取り除き無毒化してくれる酵素です。

SODの生産能力が低下すると様々な症状や疾病に罹患しやすくなると言われています。

旅行中はNK細胞、SODの数値が上昇することがわかっています。

おわりに

旅行に行くと気持ちが明るくなったり、日頃の疲れがとれたり、いつもやらないようなことにやる気が持ててしまうのには、上記のような理由があったのです。

日頃、ストレスが溜まっていたり、悩み事があったり、気持ちが落ち込んでいるときは、どこか旅行に出てみてはいかがでしょう。

きっと、行ったその先には何かいいことが待ってるはず...