”太りやすく・痩せにくい人”はストレスが原因?

夏になり、肌の露出が多い季節になりました。ダイエットをする人が多くなる時期で、運動をしたり、食事制限をしたり。でも、痩せないという人が多い事も事実だと思います。私がエステティシャンとして経験してきて、太りやすい人、痩せにくい人の特徴としてストレスが多く関わっていると感じています。ストレスによって、どのように身体に影響を及ぼすのか、簡単にまとめてみました。

世の中はストレスだらけ

現代社会はストレス社会といわれるように、私たちは日々多くのストレスを感じながら生活しています。
ストレスには、身体的ストレス、精神的ストレス、環境ストレスなど色々あり、大きく分けると、一過性の『小さなストレス』と、慢性的に続く『大きなストレス』に分けることができます。そのストレスに対し、私たちの身体は健康を保つための二つの機能が備わっています。

自律神経・ホルモンの役割

1:自律神経の役割

自律神経は副交感神経、交感神経という二つの自律神経が交互に作用することでバランスをとっています。アグレッシブに活動している時は交感神経神経、リラックスしている時が副交感神経が支配しています。また、私たちの身体を様々な病気から守ってくれる免疫システムも自律神経のバランスの下で機能するようになっています。

2:ホルモンの役割

ホルモンは、自律神経のバランスが免疫システムを司っているのに対し、身体を構成している細胞がうけたダメージ、つまり身体の内側で生じるストレスに対して働いています。
ホルモンバランスを司っているのは『副腎』という臓器で、腎臓の機能を補佐するためのものではなく、細胞がダメージをうけた時、『コルチゾール』というホルモンを出し、細胞のダメージを回復させる役割があります。

自律神経・ホルモンバランスが崩れると低体温になる

自律神経、ホルモンの機能が正常に働いていれば、健康を維持できますが、その機能にも限界があります。大きなストレスが長期間続くと、副交感神経または交感神経が過剰に緊張し、自律神経のバランスが、崩れてしまいます。同様に副腎も、コルチゾールを出せなくなってしまいます。
自律神経のバランスが崩れると、血流がわるくなり、血流障害から低体温になります。同様にホルモンバランスが崩れると、細胞の回復が遅くなり細胞自体のエネルギーが低下することで、低体温になります。
このように、ストレスを受ける事で、結果低体温になり、冷えてしまった身体を守ろうとして脂肪がつきやすく、太りやすい、痩せにくい身体になってしまいます。

『ストレス → 自律神経のバランス、ホルモンバランスが崩れる → 血流障害・細胞回復遅延 → 低体温→脂肪燃焼しにくい身体 = 太りやすく、痩せにくい身体』

ストレスによる摂食障害

ストレスを感じると最初に『脳』に伝達され、脳の『視床下部』に『ストレス』と認識されます。視床下部は、ストレスを認識する他にも、体温調節や、下垂体ホルモンの調節、さらに摂食行動や飲水行動、性行動、睡眠といった本能行動や、怒りや不安などの情動行動も司っています。
ストレスを受ける事で、やけ食いをしてしまったり、食欲をなくしてしまったり。ストレスを溜め込む事で視床下部の指令系統が誤作動をおこし、摂食障害になりやすいと言われています。

まとめ

ストレスを受ける事で、太りやすくなるだけでなく、様々な不具合を身体に及ぼします。ストレスを受けない事は、現代社会では難しいですが、日常生活を見直すこと、自分の身体と向き合う時間を作る事が大切だと思います。